ツル北帰行(長島町・行人岳)
ツル北帰行(長島町・行人岳)
2月中旬~3月にかけて、行人岳山頂でツルの北帰行を見ることがでる。
毎年10月になると出水平野には遠く離れたシベリア方面からここ数年は
1万羽以上ツルたちが越冬のため渡ってきます。
出水平野は世界でも有数のツルの渡来地です。人家の近くでこれだけ
多くのツルが見られるところは世界中でも大変珍しく、出水平野は
非常に貴重な場所だといえます。
ツルにとって行人岳周辺は、上昇気流をつかむ絶好のポイントです。
出水方面から徐々に高度を上げながら近づいてくるマナヅルとナベヅルの
群れは山頂付近で上昇気流をつかむと、旋回をはじめ一気に上昇し、
一路繁殖地のシベリアへ飛び立っていきます。
「北帰行には快晴で北東の微風、午前8時から正午までが最高の条件」
初めての経験で双眼鏡を覗いたベテランの方が来た来た!と言われても
群れを見つけるのも一苦労。